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京都市左京区一乗寺西閉川原町2−4
帯状疱疹(ヘルペス)は神経に沿って、帯状に疱疹(ブツブツ)ができ、その部に強い痛みがおこる病気です。時に熱がでたり、リンパ節が腫れたりします。原因は子供の頃
にかかった水疱瘡のウイルスです。このウイルスは神経が好きで、一部は神経節に住みついてしまい、過労、睡眠不足や、感冒などの病気で体力や免疫力が低下
すると、活性化して発病します。身体中どこでも起こりますが、多いのは胸や額です。症状の中で一番悩まされるのはその痛みです。通常、発病し二週間たった
頃に最も強く、夜も眠れないほどです。
治療は、なるべく早期に抗ウイルス薬や消炎鎮痛薬などの痛みを和らげるお薬を内服(症状によっては点滴)し、神経ブロック療法を行います。神経ブロック
は、局所麻酔薬を使って痛みを和らげるだけではなく、交感神経をブロックすることで血の巡りをよくし、ウイルスに冒された組織に集まっている有害物質をす
みやかに運び去り、炎症をおさえ、疱疹の治りも早め、帯状疱疹後神経痛の予防にもなります。
顔や上肢、胸までの部位では星状神経節ブロックを、それ以外では硬膜外ブロックを行います。
症状が強い場合は入院が必要となります。
帯状疱疹後神経痛は、水痘・帯状疱疹ウイルス(ヘルペスウィルス)に神経が傷つけられたことによっておこる慢性の痛みです。治療は、いくつかのお薬と今までに述べた神経ブロック、交感神経ブロック、神経根ブロック等を組み合わせておこないます。
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